MacでMicrosoft Teams WebViewやMicrosoft Teams WebView HelperのCPU使用率が高い場合は、まずTeamsを完全終了して改善するか確認します。それでも高負荷が続く場合はMicrosoft公式手順に沿って新しいTeamsのキャッシュを削除するのが次の確認ポイントです。
会議中や会議直後だけ重くなる場合は、カメラや背景効果など会議機能の負荷も切り分けてみてください。
Microsoft Teams WebViewとは?
Microsoft Teams WebViewやMicrosoft Teams WebView HelperはTeamsの画面表示などを担当するWebView系のプロセスです。
新しいTeamsではMicrosoft Edge WebView2が使われており、MicrosoftもmacOS版Teamsの要件としてWebView2を案内しています。
そのため、Teams本体とは別にWebView関連のプロセスが動作します。アクティビティモニタでTeams本体よりMicrosoft Teams WebViewやWebView HelperのCPU使用率が高くなっている場合、この記事の手順でTeams側を切り分けていきます。
CPU 100%超えになる主な原因
まず確認したいのがTeamsのキャッシュです。
キャッシュに問題が起きている場合はTeamsを終了して起動し直しても高負荷が再発することがあります。完全終了だけで改善しない場合は後述するキャッシュ削除を試します。キャッシュの不整合
アニメーション・UI描画の暴走
TeamsのUIはそもそも重めです。次の要素が重なるとWebView Helperが暴走することがあります。
- 大量のチャット履歴
- GIF・ステッカー
- 会議プレビューや画面共有プレビュー
MacのGPU連携が不安定なケースでも発生しやすいです。
Teamsのバグ(アップデート直後など)
TeamsやWebView2側の不具合で高負荷になる可能性もあります。特に「直前までは問題なかったのにTeamsの更新後から急に重くなった」という場合は、現在のTeamsバージョンを確認しておきましょう。
不具合修正が配信されている場合もあるため、後述する手順でTeamsを最新状態に更新します。
認証トークンの同期ループ
Teamsはバックグラウンドで大量の同期を行っています(チャット・チームファイル・通知・在席状態など)。認証トークンの不整合が起きると無限リトライに陥り、CPUを食い続けることがあります。
会議機能の後処理
会議終了後もWebView Helperが残り続けるケースです。仮想背景・ノイズ除去・カメラプレビュー・画面共有キャプチャを使用していると残りやすい傾向があります。
Teams以外のプロセスもCPUを使っている場合はmacOS全体のCPU高負荷の原因も確認しておくと切り分けしやすいです。

解決策(優先順)
Step 1. Teamsを完全終了する
MacでTeamsをCmd + Qするだけでは終わりきらないことがあります。アクティビティモニタ(アプリケーション → ユーティリティ)を開き、以下のプロセスがすべて終了しているか確認してください。
Microsoft TeamsMicrosoft Teams WebViewMicrosoft Teams WebView HelperMicrosoft Teams WebView Helper (Renderer)
これだけで改善する場合は一時的な不具合です。
Step 2. キャッシュを削除する(最有力)
Teamsを完全終了してもCPU使用率が下がらない場合は、キャッシュを削除します。新しいTeamsのMac版ではMicrosoft公式が次の2か所の削除を案内しています。
キャッシュ削除によって一部の設定がリセットされる可能性があるため、必要な設定がある場合は事前に確認しておいてください。
rm -rf ~/Library/Group\ Containers/UBF8T346G9.com.microsoft.teams
rm -rf ~/Library/Containers/com.microsoft.teams2コマンドを実行する前にTeamsが終了していることを確認してください。不安な場合は対象フォルダをすぐ削除せず別の場所へ退避してから動作を確認しても大丈夫です。
Classic Teamsを使っていた環境では旧キャッシュが異なる場合があるので、下記で削除してみてください。
rm -r ~/Library/Application\ Support/Microsoft/Teamsこちらは新しいTeamsのキャッシュ場所とは異なります。削除後にTeamsを起動するとキャッシュが再生成されるため最初の起動には通常より時間がかかる場合があります。
Step 3. Teamsをアップデートする
古いTeamsやWebView2を使っている場合は最新バージョンへ更新します。Mac版Teamsではメニューバーの「ヘルプ」から「更新プログラムの確認」を選ぶとMicrosoft AutoUpdateが開きます。
Teamsは更新を自動確認しますが、Macでは更新適用のためにユーザー操作が必要になる場合があります。更新後はいったんTeamsを終了し、もう一度起動してCPU使用率を確認してください。
Step 4. Teamsを再インストールする
キャッシュ削除だけでは解消しない場合は一度削除して最新版を入れ直します。Teamsのアンインストール後にMicrosoft公式サイトから最新版をダウンロードしてください。
Step 5. Macを再起動する
WebViewやGPUの状態がおかしくなっているときに効きます。他の手順と組み合わせると効果的です。
Step 6. 会議系の機能を見直す
会議直後に発生している場合は以下をオフにして様子を見てください。
- 仮想背景をオフ
- HDカメラをオフ
- GPU負荷の高い機能(ノイズ除去など)をオフ
こんな場合はTeams以外が原因の可能性
・WindowServerも高い
・kernel_taskも高い
・Chromeも高い
・Teams終了後もCPUが高い
放置しないほうがいい理由
CPU 100%超えが続くと次のような影響が出ます。
- バッテリーが急速に減る
- Macが発熱し続ける(長期的にはハードウェアへの負担になりますね)
- 他のアプリも巻き添えで重くなる
気づいたら早めに対処しておくのをおすすめします。
Spotlightやmds系プロセスも重い場合は、Spotlightの除外設定やインデックス再構築も確認してみてください。

よくある質問
Macの不具合や設定まわりをまとめて確認したい場合は、macOSトラブル解決まとめも参考になります。

まとめ
Microsoft Teams WebViewはTeamsのUI描画担当プロセスで、Chromiumと似た動作をするよ。- CPU暴走の原因はキャッシュ破損が最多で、次点でTeamsのバグや会議機能の後処理だよ。
- まずアクティビティモニタで完全終了 → キャッシュフォルダ削除の順で試してみてね。
- 放置するとバッテリーと発熱でMac全体のパフォーマンスに影響が出るよ。






